NINJA
2011
使用前の燃料の放射能といえばウランです。使用済みの燃料には、核分裂生成物と超ウラン元素の放射能が加わります。原子炉から取り出した直後の燃料棒の放射能は、使用前の約一億倍となります。時間とともに、放射能は低下していきますが、再処理される時点でも、十万倍以上とされています。ガラス固化体にして封じ込めますが、安定な原子核になるまで、壊変は続きます。壊変を人は止めることはできません。ガラス固化体は、自然界にあった放射性物質と比べると、桁違いに高密度の放射性物質の塊です。ガラス固化体の放射能が使用前の燃料棒と同程度になるには、少なくとも100万年はかかると考えられているのです。
ガラス固化体に収めらた廃棄物は時経つうちに金属部分が腐食します。そうしますと放射性物質が出てきてしまいますので補修作業が必要です。地層処分計画が考えられていますが 安全上、処分方法の再検討を求める声があります。世界では原子力発電の危険極まりない負の遺産はなんと海にも捨てられております。今すぐ原発を止めたとしても、後の世代に与える悪影響ははかり知れないものがあるのです。
ガラス固化体に収めらた廃棄物は時経つうちに金属部分が腐食します。そうしますと放射性物質が出てきてしまいますので補修作業が必要です。地層処分計画が考えられていますが 安全上、処分方法の再検討を求める声があります。世界では原子力発電の危険極まりない負の遺産はなんと海にも捨てられております。今すぐ原発を止めたとしても、後の世代に与える悪影響ははかり知れないものがあるのです。
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